芸術教養シリーズ<br> 日本文化の源流を探る

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芸術教養シリーズ
日本文化の源流を探る

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  • サイズ A5判/ページ数 140p/高さ 22cm
  • 商品コード 9784344951921
  • NDC分類 361.5
  • Cコード C0070

目次

日本文化の形成
日本文化の基層の成立
明治維新の廃仏毀釈と西洋化
日本文化の再評価と博物館の設立
今日の日本における「伝統」の成立
明治維新後の歌舞伎―演劇改良運動の高まり
型の記録―歌舞伎の伝統芸能化
歌舞伎座の開場―近代都市における劇場
雅楽
近現代の神社祭礼の芸能―神への奉納物から人間の娯楽物へ
近代の茶道家元―流派組織の確立
近代数奇者の茶の湯―政財界における茶の湯流行
茶道の大衆化―学校教育と近代の茶会
茶道書籍の刊行―文化論と歴史研究の充実
近代の茶道具―道具から美術品に

著者等紹介

野村朋弘[ノムラトモヒロ]
1975年北海道生まれ。國學院大學大学院で日本史学を専攻。2006~2007年、國學院大學21世紀COEプログラム研究員、2009~2011年、京都造形芸術大学非常勤講師。2012年から京都造形芸術大学専任講師(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

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井月 奎(いづき けい)

28
伝統とはなんでしょうか?少なくとも飛鳥白鳳から連綿と続く文化文明をさすものだと思っていましたが単純な積み重ねではないのですね。伝統として今に息づいているものはしたたかさと美しさ、そして神々と人々に愛される愛敬をあわせ持つ事物なのです。能、歌舞伎、雅楽、茶など数百年変わらずにいたと思い込んでいましたが、多くは明治の維新と太平洋戦争における人と物の散逸から大きく形を変えています。形を変えたとしても、一時はその精神性までもが曇ったとしても生き残り、いつかその高い精神の輝きを放つもの、それが伝統なのでしょう。2016/08/28

Marie

1
「伝統をよみなおす」というシリーズの副題に相応しい1巻。遡ってかいつまんで読んでいたが、再読したくなった。〉「伝統」を享受・消費する側は、無自覚であるが、現代において「伝統」的なものと呼ばれるものは大きく分け2つ。時代を経る中で荒波に揉まれて生き残ったもの。新たに生み出されたものが、さも古来より続いてきたものと称され認識されたもの。対象となる事象の歴史性を調べ正しく把握することによって「伝統」がいかなるものかを考えるのが伝統文化を再考すること。〉近代化という名を借りた西洋化が日本を覆いつくした時代の漱石〉2021/06/14

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