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出版社内容情報
「瘴気」により人類が滅亡した世界。
生存者の探索を行う少女の前に、一体のロボットが現れた。
「彼」は、亡き館長の想いを胸に
誰も訪れることのない図書館を管理し続けているという。
少女は自分の任務について考え始めるーー。
第1巻が発売即大重版のポストアポカリプス・ジャーニー、
出逢いが少女の世界を広げる第2巻!
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
眠る山猫屋
57
ますますこのディストピアに心惹かれていく。2巻は図書館から。死に果てた街でドアをノックする音・・・から始まる貸出書籍の回収業務。今は亡き館長の“本”を愛する者にはたまらない(耐えられない?)エピソード。イーサン、君はもはや人間の心を理解しているよ。そして生存者兄妹との邂逅。感染者の遺体から産まれた、結晶病に罹らないふたりとの旅が始まる。都市間アクアラインが動いていたのには、何故か読み手であるにも関わらずちょっと感動してしまった。巻末のオマケ・アーカイブがまた、追い討ちをかけてくるよ~ (o;д;)o2024/04/15
ホシナーたかはし
33
時間の経過が長いはずなのに一切感じさせないのは、世界が滅んでいるから「時間の概念」も滅んでいる、て考えなのか。行きつく果てを考えると悲しい気分になります。2024/03/03
ぐっち
16
生存者兄妹との出会い。ほかの生存者を探す旅。切なくて優しい世界。2024/09/14
ソラ
10
生存者もいて話が新展開へ。図書館の話も好き。2023/09/18
ブナ太郎
9
おお! 1巻よりも格段に面白くなっている。1巻は「キノの旅」風にオムニバス形式だったのに対し、今巻はいきなり新人類発見。結晶病と人類が共存できる可能性が出てきた。人類も自然の一部。新たな環境に対応することができる。新人類が早々に見つかったことで、ここから一気に終末世界物でなくなる可能性もあるし、そこまで甘くない可能性もある。いずれにせよ、2巻にしてすでに独自色を編み出しており、これは思ったよりもストーリー色の強いすごい漫画になるかもしれない。最後のアーカイブの制度、とても好きです。2024/08/11