内容説明
「台本を上手く読む仕事じゃないんだ」。役者が追い求めなければいけないのは、心に届く芝居。業界の第一線で働く者による声優という仕事の“真実”を伝える物語。
目次
1 声優になるとは、どういうことなのか(声優になるとは、どういうことなのか;いい声優になるとは、どういうことなのか;第一線の声優となるために必要なこととは;声優という肩書とは)
2 声優業という名の罠(台詞を噛む恐怖;合わない恐怖、合わせてしまう罠)
3 一流声優だからこその難しさ(分野によって違う常識の真実;ナレーターという肩書の誤解;仕事をシフトするという考え方の危険)
4 声優・ナレーター事務所マネージャー 神野慶太(神野慶太という男;里中眞未と神野慶太)
著者等紹介
懸樋流水[カケヒリュウスイ]
1966年生まれ。鳥取県倉吉市出身。大学入学と同時にマスコミ業界に飛び込み、テレビ・ラジオ番組の制作に携わる。22歳の時に放送作家となって事務所に所属、数多くの人気番組を手掛けた。28歳で転職、声優事務所の社員となり、声優・ナレーターのキャスティング、マネージメント、育成に従事。現在もその仕事を継続している(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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