内容説明
じいちゃん、ばあちゃん、パパとママ、地域を彩る子どもたち。老人ホームや放課後等デイ、保育園など20以上の事業所を運営!斬新なアイデアで地域共生社会を実現させた先駆者が示す、少子高齢化時代における地域福祉のあるべき姿とは。
目次
第1章 老老介護、子育てに疲弊する親世代、子どもの虐待…社会からの「孤立」に苦しむ地域の人たち(少子高齢化によるつながりの希薄化が生む悲劇;孤独によって虐待と自殺に揺れる子どもたち ほか)
第2章 誰一人として地域で孤立させない―福祉施設が中心となり地域共生社会を実現する(地域コミュニティのあり方の変化;地域共生社会の必要性 ほか)
第3章 地域包括ケア推進会議、マルシェの開催、赤ちゃん職員の採用…福祉施設の中で広がっていく住民の輪(地域包括ケア推進会議をめぐって;つながりの場「もやい通りマルシェ」の開催 ほか)
第4章 福祉施設が地域活性化に貢献できる 施設の外へ飛び出して老若男女が集うコミュニティを創出(まちを美化清掃する活動を巡って;認知症の啓発活動 ほか)
第5章 笑顔あふれる地域を増やしていくために―福祉施設の可能性はますます広がっていく(地域の新しい拠点コミュニティとして福祉施設が目指すこと;施設は自宅の延長線上にある生活の場 ほか)
著者等紹介
権頭喜美惠[ゴンドウキミエ]
1963年生まれ。北九州市立大学社会システム研究科「地域コミュニティ専攻」マネジメント研究科卒業。中学校で理科の非常勤講師をしながら4人の子育て、「権頭クリニック」開設後は講師業のかたわら、クリニックの経営にも携わる。2003年より福祉事業に力を注ぎ、2011年『社会福祉法人 もやい聖友会』創設後理事長に就任。現在は関連3法人22事業所を経営しながら「地域包括ケア」や家族機能の社会化を目指した「多世代ごちゃまぜ地域共生社会」の構築に向けた活動をしている。コミュニティFM「AIR STATION HIBIKI」のラジオパーソナリティも務める。社会福祉法人もやい聖友会理事長、人間関係学修士、経営学修士(MBA)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
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