内容説明
どん底の状況でも、経営の“当たり前”を徹底すれば道は開ける。負債総額10億―。民事再生に追い込まれた家業を継ぎ、V字回復させた5代目の凡事を尽くす経営。
目次
序章 製造現場の放置、ずさんな財務管理、不透明な企業ビジョン…経営の“当たり前”ができずに窮地に追い込まれる中小企業
第1章 やる気のない社員、現場に関心がない社長…負債総額10億、民事再生を余儀なくされた地方中小メーカー
第2章 メーカーの命である「品質管理」は徹底できているか―。納期を厳守し、どんな仕事も断らずに取引先の信頼を獲得する
第3章 社員へ利益を還元できているか―。評価制度をつくり人材の定着率を高め、3年で社員を倍増させる
第4章 成長を見据えた設備投資はできているか―。「10年後の未来」を見据え、製品ラインナップを拡大させる
第5章 平凡こそ非凡なり―。経営の“当たり前”を徹底すれば、どん底からでもV字回復できる
著者等紹介
芦田裕士[アシダヒロシ]
芦田産業株式会社代表取締役社長。1979年岡山県生まれ。関西大学経済学部を卒業後、旧岡山県中央町商工会で勤務したのちに上京し、代々木アニメーション学院に入学。同校卒業後、ゲーム会社に就職するも数カ月で退職し、2009年に父親の経営していた芦田産業に入社。2016年、同社代表取締役社長就任。人材育成・財務・業務における改革を行い、危機的状況にあった経営を立て直す(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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