内容説明
時代の流れを察知し新たな収益の柱となる新規事業を創出。ドローンスクール、映像制作、海外進出…。三代目就任後、最高業績を更新し続ける老舗自動車学校の若手社長が挑む先代たちの理念を継承した経営改革とは―。
目次
第1章 少子化により止まらないマーケットの縮小―自動車学校を継いだ三代目社長の厳しい現実(数字を追い求めた初代、経営理念を作った二代目の後を継ぐ;直面したのはマーケット縮小が止まらない自動車学校の現実だった ほか)
第2章 先代たちの理念を確実に継承して経営改革を行う―三代目にしかできない「理念と革新の経営」とは(まずは自社の業界における立ち位置を理解する;「初代が創り、二代目で傾き、三代目が潰す」を覆すために ほか)
第3章 何十年も変化のない既存事業を再構築する―事業の強みだけを残し、時代の流れに合わせてアップデート(自社が永続していくために、変化と挑戦を絶えず続けていく;良い未来も悪い未来も全社員と共有する ほか)
第4章 自動車学校を核とした多角化経営にシフトする―経営基盤を活かした新規事業に挑み、新たに収益の柱を創出(ポジティブな危機意識が未来への事業戦略につながる;一の矢、「市場拡大」合宿事業で全国展開を狙う ほか)
第5章 斜陽産業はアクセル全開で―逆境に悲観せず改革に取り組めば、衰退する業界も変えられる(自分のいる業界が持つ価値と可能性を追求する;新たな価値を創造するか、普遍的な価値を再定義するか ほか)
著者等紹介
祖川嗣朗[ソガワシロウ]
1983年徳島県に生まれる。徳島の高校を卒業後、東京の大学に進学し、東京の広告代理店に勤務。2012年より家業である広沢自動車学校専務取締役に就任。経営理念を形にするという信念のもと組織改革と、マーケティング改革を行い、2015年には創業以来初めてとなる地域トップの入校者数を実現。同年、経済産業省「おもてなし経営企業100選」に選出される。2022年には少子化が進むなか創業以来最高益を記録。2018年に(株)シンク・スリーを設立。ドローンの教習所を開始し、朝日新聞やYahoo!ニュースをはじめ、多くのメディアに取り上げられる。2020年、広沢自動車学校の代表取締役社長に就任。現在は、広沢自動車学校の経営に携わりながら、自動車学校の経営資源を活かした映像サービスや海外事業など、さまざまな新規事業の立ち上げに取り組んでいる(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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