内容説明
難病を抱えた子どもたちを支え続けたい。一人の小児科医と人生を勇敢に生き抜く子どもたちの思い出の記録。
目次
プロローグ
1 はかない命と遠い背中
2 破り捨てた死亡届
3 帰ってきた双子ちゃん
4 1本多い染色体には可能性がいっぱい
5 僕らの街の音楽隊
6 音のない世界に響くみんなの歌
エピローグ
著者等紹介
松田幸久[マツダユキヒサ]
1955年生まれ、長崎県島原市出身。1983年鹿児島大学医学部卒業、同大小児科入局。医学博士。専攻は臨床遺伝学(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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onasu
12
筆者は鹿児島県鹿屋市で、こどもクリニックを開業されている小児科医で、診療の延長線上に絵本を上梓されたり、音楽会を催されたりもしておられて、そんな中で出会った人たちの6話。 各話はどれも印象深いが、ダウン症を始めとした難病を抱えた子でも、成人して才能(ここでは、イラスト、音楽、語学)を活かしている者もいるとは、ここで初めて実例を知った。 また、お医者さんの副業(?)としては、先ず作家さんが思い浮かぶが、こういう活動をされている方もおられると知れました。2024/11/20
おさと
4
とっておきの音楽祭、が、キニナル。2023/12/01
Kitty
1
よく読むジャンルの本なんだけど、このテの本は元聖路加の細谷先生が一番好きなんだよね。イマイチ入り込めず。でももし自分の子が遺伝子の病気を持っていたら会いに行きたい先生ではあるかなと思う。2025/01/29
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