内容説明
高齢者介護、児童・障がい者福祉、外国人支援…一人ひとり事情は違う、助けを求めたくても、声にならない声もある。多様な現代社会に必要なこれからの社会福祉とは?
目次
プロローグ 医療と福祉の境界を越えて(父と母から受け継いだ私のルーツ;医師としての転機 ほか)
第1章 “高齢者介護”高齢者が言えない本音―介護施設にいても、家にいるような暮らしがしたい(高齢者医療と介護の現状;日本の介護事業の始まり―老人保健施設の問題点 ほか)
第2章 “障がい児支援”母親たちの切実な声―障がいがあっても学校に通わせたい(障がい者支援は社会福祉事業の課題;障がい児の子育てもしやすい環境に ほか)
第3章 “多文化共生”外国籍の親と子どもたちの声―日本で活躍する機会を与えてほしい(外国人労働者家族の実情と西尾市の取り組み;外国にルーツをもつ子どもたちの教育支援 ほか)
第4章 “地域活性”マイクロ・ニーズに応え、地域社会を立て直す―非営利目的の社会福祉法人がもっと自由に活動するために(医療と福祉の連携推進が地域の人たちの安心な暮らしをもたらす;改めて大切にしたい家族の絆とその支援 ほか)
著者等紹介
中澤信[ナカザワシン]
愛知県西尾市出身。愛知医科大学卒業後、岡崎市民病院、国立長寿医療センターを経て、父親が理事長である医療法人仁医会に勤務。2014年にあいちリハビリテーション病院院長就任、2015年に医療法人仁医会の初代理事長である父親に代わり、同法人理事長に就任。2022年より社会福祉法人せんねん村の理事長を兼任。リハビリテーション科専門医。地域で求められる医療福祉サービスの実践を法人理念に掲げ、地域の患者・利用者の生活に即した支援を行っている。医療法人仁医会理事長。社会福祉法人せんねん村理事長。あいちリハビリテーション病院理事長(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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