内容説明
定年目前最後の仕事に精を出す土田有三は、ある日、仕事の機密情報が入ったUSBメモリを紛失してしまう。そんな彼のもとに転がり込んできたのは、「“ゴミ仙人”なる人物に依頼すると、数日のうちに失せ物が見つかる」という奇妙な噂。藁にもすがる思いで“ゴミ仙人”のもとに訪れた彼は、そこで信じられない光景を目にするのだった。表題作『塵芥仙人』ほか、計3篇の傑作を収録。
著者等紹介
瀧祐二[タキユウジ]
1953年東京都港区生まれ。1976年早稲田大学卒業。長きにわたって教育に携わる(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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