内容説明
感染症研究者の岸辺弘は、鳥インフルエンザウイルスの変異実験が成功したというニュースを目にする。時を同じくして飛び込んできた、新型ウイルスによる死亡例の報告。自然発生か、はたまた人の手によるものか。起こりうる未来へ警鐘を鳴らす、社会派医療小説。
著者等紹介
外岡立人[トノオカタツヒト]
1944年生まれ。医学博士。専門は小児科学・公衆衛生学。1969年北海道大学医学部卒業、79年から81年まで、ドイツのマックス・プランク免疫生物学研究所に所属。帰国後、市立小樽病院小児科部長を経て、2001年より2008年まで小樽市保健所長。05年1月よりウェブサイト「鳥及び新型インフルエンザ海外直近情報集」を主宰。インフル及びパンデミック関連の著作が多いが、ほかに数冊の小説を出版(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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