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女性優遇≠ダイバーシティ

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  • サイズ 46判/ページ数 108p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784344944268
  • NDC分類 336.4
  • Cコード C0095

内容説明

昨今あらゆる企業がその向上に取り組む、ダイバーシティ&インクルージョン。果たして、女性社員の比率を上げれば解決するのか?外資系企業でキャリアを重ねた著者が、ダイバーシティ後進国日本の課題を分析し、本質的な組織開発への道を解き明かす。

目次

1 どうしてマネージャーは診断せず処方箋を出してしまうのか?(問題の定義:スタート地点から既に間違っているマネージャーたち;リサーチ手法:バイアスを取り除く)
2 リサーチ結果:男女比率は果たしてダイバーシティ&インクルージョンの認知にどのくらい影響するのか?(Perception‐basedリサーチ:日本人グループ;Perception‐basedリサーチ:中国人グループ)
3 なぜSonyのダイバーシティ&インクルージョンにおける認知は高くNTTは低いのか?“できている”/“できていない”の認知を作る要因(社員の証言(Employee testimonial)が与える影響
お茶汲み、コピー取りを女性社員だけにさせながらジェンダーダイバーシティを高々と掲げる会社の不思議 ほか)
4 ケーススタディ(ダイバーシティに成功している企業の例;ケーススタディ:GAP ほか)
5 結論

著者等紹介

鈴木達也[スズキタツヤ]
日系ベンチャーを経て、外資系IT企業に15年勤務。営業職からキャリアをスタートし日本オフイスの立ち上げを経て日本人としては初のインド、オーストラリア、シンガポール、韓国、中国、日本をカバーするAsia Pacific地域担当、副社長に就任(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

香菜子(かなこ・Kanako)

22
女性優遇≠ダイバーシティ。鈴木 達也先生の著書。女性優遇≠ダイバーシティ。でも日本社会は女性冷遇が長く続いてきた。ダイバーシティを進めて女性冷遇社会を正常にしていけば依然と比べれば女性優遇になる。だから女性優遇≠ダイバーシティでも女性優遇=ダイバーシティでもあるのかな。女性冷遇、女性優遇、ダイバーシティ、そういう言葉が使われなくなってはじめてダイバーシティが実現したと言えるのでしょうね。2024/05/01

すくすく

8
女性枠と言われる謎のゲタを履かせる昇進基準と、男性だらけの査定会議で女性枠を揶揄する発言を聞き、ますますモヤっていたのだが、結局オーソドックスだが経営側の覚悟と行動が職場を変える、まぁそうなんだろうなと思う。Minority (Majority対義語)からリーダーを選出するには別の工夫として学位を取らせて自信を持たせる、なんていうのは実感もあり納得。論文をベースに書かれているので若干読みづらいがDEI推進の元ネタにはなる2025/05/19

しゅうこう

3
各企業に対するダイバーシティの分析および調査結果が淡々と述べられており、文庫本というよりレポートを読んでいるようだった(ある意味徹底していていいが)。自分が知りたかったのはどちらかというと、「女性優遇」ではなくあくまで「男女平等」となるための定義や線引きである。タイトルに惹かれて購入したが、その疑問は残念ながら解決しなかった。元来難しい内容である上に、メディアが一部の過激派ばかり切り取ってアウトプットしているから、現代ではより解決しない議題となっていそう。2023/12/27

Akio Kudo

1
★★★ ダイバーシティが全くない状態では世界に戦えない。それは感じる2023/11/10

kazukan

0
どっかの大学生の卒論レベルの本。中身が薄い。女性優遇だけじゃなくてフラットで風通しが良く、年功序列じゃないことが重要。成果主義と親和性が高い。そりゃそうだ。2024/08/31

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