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内容説明
現代の小学生の皆さんは、昭和の小学生の作文を読んでなにを思いますか?台風の日に、通りすがりの人を家の中に入れてあげたり、新幹線の線路工事中の作業員たちにぼたもちをあげたり…。昭和33年生まれの著者が、小学6年生で綴った作文を再編集!親子で読みたい、心あたたまる新感覚・自叙伝。
目次
僕の生い立ち
第1章 こんにちは赤ちゃん
第2章 入園
第3章 三十八年ごろ
第4章 入学
第5章 四十二年度(四年生)
第6章 四十三年度(五年生)
第7章 九州旅行
第8章 四十四年度(六年生)
第9章 寄せ書き
著者等紹介
服部真[ハットリマコト]
1958年、現在の名古屋市生まれ。名古屋大学理学部数学科卒業後、主に外資系生命保険会社に勤務。現在は、年金暮らし、放送大学学生。日本アクチュアリー会正会員、日本証券アナリスト協会検定会員(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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まふ
88
昭和33年名古屋生まれの著者の小学校では卒業記念として「生い立ちの記」(自分史)を書くことが義務付けられており、これに事実関係の補填的な説明文を若干加えたものがこの本。美容業の祖母と母親、遊び大好きな父親、その他大勢の親戚知人の中で、兄弟、同級生たちと元気一ぱい過ごす。ハックルベリ―のような遊び心のいたずらなども描かれて楽しい。この一家は旅行好きで日本各地を旅行する。少年たちの名古屋弁もこの12歳の自分史に好ましい効果を上げている。ホンワカした懐かしい昭和時代を想い出させる楽しい一書である。2023/05/25