内容説明
遺言・相続・贈与のことで困りたくない人へ。司法書士の実務には、トラブルを予防するためのヒントが満載。誰もが直面しそうな「事件」を示しながら、専門知識を分かりやすく解説した1冊。
目次
空家対策1(意思確認)
竹木の枝の切除
空家対策2(借地上建物)
過料と科料
名誉毀損(反訴)
失敗と対策
相続人でない人の相続
実印の怖さ
認知症の方の遺言書作成
和解(即決和解)〔ほか〕
著者等紹介
岸本和平[キシモトカズヘイ]
司法書士。2020年司法書士法人岸本事務所の代表を退き社員となる(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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Stevie G
2
素晴らしい司法書士の人生の記録です。とてもまねができませんが、明日から、事務作業では、一文字一文字注意深く理解をした上で、自信をもって申請・承認のプロとしての作業を完遂できるように心を入れ替えて臨みます。2023/06/29
ヨシシィ
0
筆者は23歳で司法書士資格を取得し、父親の経営する司法書士事務所に入所。その後34歳の時に当時69歳の父親を亡くして事務所を承継。50年にわたる士業人生の中で手掛けた様々な事件を題材に、各事件の法律的な論点と反省、今後に役立つポイントがまとめられている。相続・贈与・遺言、不動産売買・登記等のテーマが中心。高齢者の意思確認なんかは、実務経験から来る具体的な記載で参考になる。2023/02/25