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内容説明
子どもがおつかいに行く光景を目にすることが、めっきり減った現代社会。裏を返せば子どもの成長の場が失われている「大人本位の社会」とも捉えられる。私たちは、周囲に迷惑をかけない「小さな大人」であってほしいという理想像を押し付けてはいないだろうか。「生きる権利」、「育つ権利」、「守られる権利」、「参加する権利」。子どもに保障されるべき4つの権利を守るために、私たちができることとは―。「こども家庭庁」創設が進む今だからこそ、読みたい一冊。
目次
第1章 おつかいとは?(真っ赤な手の豆腐すくい;息子の「はじめてのおつかい」 ほか)
第2章 人に見られるから背伸びができる(おねしょの克服;駅伝送り ほか)
第3章 化学変化(暮れの思い出;お前は今、飛び込めるのか? ほか)
第4章 「子どもがおつかいに行ける社会」に向けて(大事なことは自分で;選挙を棄権できない私 ほか)
著者等紹介
神田厚[カンダアツシ]
1963年、東京都葛飾区生まれ。世田谷区立山崎小学校・川崎市立生田小学校・生田中学校・神奈川県立百合丘高等学校を経て、85年、中央大学商学部経営学科を卒業。以後36年間、東京都と三重県の公立高校に商業科教諭として勤務(池袋商業・津実業・みえ夢学園・津商業・北星)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。