内容説明
殷・周王権の一端を担っていたと推測されるにもかかわらず、倭人は、史実上ひそかに活躍しひそかに消えていったように見える。そこには、他民族と一線を画す彼らの、特別な立ち位置が関係していた―「日本」とはなにか、「日本人」とはなにか。壮大な問いを前に展開された革新的文明論が、ここに決着する!
目次
第5章 周王権における倭
第6章 交易・文明・統治、東北ユーラシアの倭
第7章 航海交易勢力と日本列島
第8章 航海交易勢力による建国、武家の原型
第9章 もとの倭王権の諸相
著者等紹介
平井進[ヒライススム]
1947年‐2021年。1970年大阪大学卒業(物理学)。ソニー株式会社に勤務後、2014年東北大学大学院博士課程修了(法哲学)。法学博士(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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