内容説明
意味を持たない“生”はない。思春期のほとんどが虐待や流離の記憶で埋め尽くされた過去。77才にしてトラウマが糧と知り得た著者の伝えたい想いとは―。壮絶な人生をまっすぐに生きた女性の実録エッセイ。
目次
序章 熱き想いは運命に流れ
第1章 父と信じて、母と信じて。
第2章 夕日と…。夢人と…。
第3章 終炎
第4章 人の間に何が有る。
第5章 彼は言う…「自分はその後で」。
最終章 書くことで叫ぶ。
著者等紹介
岡田京子[オカダキョウコ]
1945年6月13日、大阪府大阪市天満にて誕生。小学3年から1年間、結核にて療養所で過ごす。大阪市立蒲生中学校卒業。ONKYO株式会社勤務。喫茶店ウエイトレス。クラブ御園ホステス。運命を変えた男性と結婚。長男誕生。幼稚園保母。次男誕生。八百屋商い。クリーニング取次兼小物雑貨店営む。ブティック夢見人(ムーミン)30年経営。義理母、養母の介護、その後、夫の介護。その間2014年(69才)突然、歩行困難になり2ヶ月ほどを車椅子で過ごす。義理母看取り。夫の「旅立ち」を見送り、養母は施設入所となる(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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