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内容説明
日本人の祖は、8万5千年前にアフリカから世界各地へ分散したホモ・サピエンスの一部が主に北回りで日本列島に到達。旧石器時代、縄文時代、弥生時代の過程で、ホモ属が生み出した社会システム、食料、交易、住居、衣類、宗教、水田稲作などの文化が発展した。日本の初期国家の形成と天皇制誕生の歴史をひもとく。
目次
第1章 アフリカのホモ属(ヒト属)(二足歩行を始めたホモ属(四〇〇万年~二五〇万年前)
ホモ属の進化(二六〇万年~二〇万年前) ほか)
第2章 ホモ・サピエンスの世界への分散(アフリカ時代のホモ・サピエンス(二〇万年~八・五万年前)
世界へ分散したホモ・サピエンス(八・五万年~一万年前) ほか)
第3章 ホモ・サピエンスの日本国土開発時代(旧石器時代(四万年~一万六五〇〇年前)
縄文時代(一万六五〇〇年~三〇〇〇年前) ほか)
第4章 天皇制国家・日本の成立(古墳時代(三世紀)
古墳時代(四世紀~五九二年) ほか)
著者等紹介
本田幸雄[ホンダユキオ]
1942年、島根県生まれ。東京大学工学部機械工学科卒業。通産省入省、重工業局、資源エネルギー庁、工業技術院、(文部省出向)長岡技術科学大学教授、通産省機械情報産業局、中国通産局長。通産省退職後、医療福祉研究所、(財)愛知国際博覧会協会などを経て、現在、(株)二十一世紀新社会システム研究所代表(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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inami
26
◉読書 ★3.5 宇宙や生命の起源について興味があり、先月はダーウィンの『種の起源』を読んだのですが、人類についての記述が極めて少なく、ちょっと残念でした・・約20万年前にホモ・サピエンス(現生人類)が誕生し、8万5000年前頃にアフリカを出て、ユーラシア大陸の北方ルートで4万年前頃に日本列島に第一陣が到着(南ルート→日本もあり)。ホモ属(ヒト属)からホモ・サピエンスの歴史がよく分かりました。祖先のだれ一人欠けても今の自分は存在しなかった・・「人類みな兄弟」ということで戦争は止めましょうプーチンさん!2022/08/01