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内容説明
汚水が流れる薄暗く、臭気漂う地下の世界…3K(汚い・キツイ・危険)といわれることをいとわず、どんなときでも人々の安心・快適な暮らしを維持し続ける―1960年代、高度経済成長まっただ中の日本。上下水道の整備は、近代国家に脱皮するための最優先課題だった。創業60余年。下水道管理機器の輸入販売から下水道維持管理業へ―日本の下水道を支え続けた、ある会社の物語。
目次
第1章 人と社会に欠かせない仕事―「下水道維持管理」 始まりは一九六四年東京オリンピック(日本に下水道がやってきた;メンテナンス時代の到来 ほか)
第2章 業界のリーディングカンパニーたらしめたのは「ブルーオーシャン戦略」と「技術革新」(徹底した現場主義と自立のススメ;現場運営は経営そのもの ほか)
第3章 戦略と技術を支えるのは社員―知られざるエッセンシャルワーカーたちの矜持(「ありがとう」の連鎖;感謝される仕事がここにある ほか)
第4章 人と社会のためだけでなく、未来の子どもたちにバトンをつなぐ―三百年企業を目指して(災害支援は、平和な社会への入り口;これからが本当の出番 ほか)
著者等紹介
関口暁子[セキグチアキコ]
1974年東京都生まれ。大学在学中にドイツ遊学。大学卒業後、航空会社グループ企業に入社し、企画部に配属。1998年単身ドイツに渡り、現地法人に入社。社長秘書を経て、現地物販店の再建事業に携わる。帰国後、消費財メーカーを経て、2002年飲食運営会社に入社。同年取締役に就任し、経営企画を担当。2006年企画・執筆業のdoppo設立。複数の雑誌で経営者や芸術家、著名人のインタビュー記事の執筆を行うかたわら、エッセイスト「あかつきゆうこ」としても執筆活動を行う(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。