内容説明
認知症、がん、COPD…どんな疾患でも在宅での療養は可能!笑って過ごせば療養生活が好転する!「笑いヨガリーダー」としても活躍する“熱き在宅医”が在宅医療のメリットと笑いがもたらす効果を解説。
目次
第1章 在宅医療の実態―メリットは大きいが、うまくいかないときもある(在宅療養の基本「訪問診療」の仕組み;訪問診療で実施できる検査と医療処置 ほか)
第2章 療養生活がうまくいかないときこそ「笑い」を!(在宅療養によって家族関係が悪化してしまった事例;在宅療養がうまくいかないときの処方箋“笑い” ほか)
第3章 療養生活を笑顔で送るために―サポートしてくれる「在宅医療チーム」を知ろう(住み慣れた地域で最後まで―介護予防教室から始まる地域包括ケア;何でも相談できる「地域包括支援センター」 ほか)
第4章 療養生活で笑いを習慣にするためのツール―「笑いヨガ」のすすめ(患者さんを支えるすべての人に「笑い」というサプリメントが必要;現代社会では笑うことが減っている? ほか)
第5章 認知症、がん、COPD…療養生活を「笑って」過ごした人たち(慢性閉塞性肺疾患(COPD)の患者Bさん(80代女性)
消化器系のがんが進行している患者Cさん(50代男性) ほか)
著者等紹介
宮本謙一[ミヤモトケンイチ]
在宅療養支援クリニックかえでの風たま・かわさき院長。医学博士。奈良県立医科大学卒業後、同大学の医局「第2内科」に入局。第2内科の専門は喘息、肺気腫などの慢性呼吸不全、肺がんなどの呼吸器疾患、感染症、白血病など。第2内科の病棟では多くの患者の「緩和ケア」や「看取り」を経験。医師になって7年後に公衆衛生医師となる。治らない病気をその手前で食い止めること、すなわち病気の予防に力を入れる。具体的には結核や新型インフルエンザなどの感染症対策、小児救急医療や周産期医療に関連する児童虐待対策、がん対策や生活習慣病対策などに従事。2011年3月、東日本大震災の被災地の自治体や保健所に長期間派遣されたことを機に、もう一度、現場の医師として歩むことを決意。その後、在宅医療の現場にたどり着くなかで「笑いヨガ」と出会い、「笑い」を在宅医療に取り入れる活動を行っている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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