内容説明
映画「菩提樹」や「サウンド・オブ・ミュージック」で家族愛、歌う喜びなどをおしえてくれたトラップ一家の波瀾に満ちた生涯を、現存のトラップ一家や、オーストリア、スイス、アメリカなどに現地取材し、その足跡をたどる。
目次
第１章 オーストリアのトラップ一家
第２章 自由の国アメリカへ
第３章 トラップ一家のクリスマス
第４章 戦争のあと
第５章 『サウンド・オブ・ミュージック』
第６章 トラップ一家のその後
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
めえめえ
6
日本人が大好きな(？)「サウンド・オブ・ミュージック」のトラップ一家がアメリカに渡ってからどのような暮らしをしていたのか取材した作品。とにかく写真が豊富。一家のメンバーのその後も詳しく書かれていました。アメリカの農場はまるでヨーロッパのような雰囲気でしたが、やっぱり故郷のザルツブルグが素敵~♪2014/06/12
Mayu
3
サウンド・オブ・ミュージックの本当のお話を知りたいと思い、読んでみました。写真も沢山あり、文章もトラップファミリーへの愛が感じられてとてもよかったです。映画は亡命するところで終わっていますが、史実はオーストリアにいる間も、アメリカに渡ってからも、本当に奇跡のような出来事の連続だったのだなぁと感動してしまいました。マリアさんの「生活は植物と同じで、だんだん成長し、充実していくものなのです」という言葉がとても良いなと思いました。マリアさんの自著がもちろん一番の記録だと思いますが、ザルツブルクにもアメリカにも2016/11/15
