内容説明
DX(デジタルトランスフォーメーション)への道筋を明確化し、「改善」で終わらせない、全体的なプロセス改革の実現へ。グローバル競争を勝ち抜くものづくり業務の体系書。トヨタ生技部門27年、生産コンサルタント14年の筆者が初めて明かす、エンジニアリングの役割と考え方。
目次
第1部 製造エンジニアリングのあるべき姿(生産技術の役割を問う;最終組立の役割 ほか)
第2部 製品開発プロセス改革(プロセス改革の狙いと方針;プロセス改革は仕事の同期化 ほか)
第3部 生産エンジニアリング改革(生産ラインのフレキシビリティ;自動車組立ラインの標準化 ほか)
第4部 品質エンジニアリング改革(新時代の品質マネジメント;品質知識の共有 ほか)
第5部 製造エンジニアリングのICT(ICT化の狙いと現状;エンジニアリング知識の蓄積には何が必要か ほか)
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ノンミン
2
本書は、トヨタ方式の達人により、生産性改善に不可欠なポイントが網羅的かつわかりやすく解説されています。開発設計、生産設計、製造の各段階において丁寧な論点が提示され、特に生産設計における計画及び設計・製造の管理の重要性が強調されていました。これは魅力的な視点であり、非常にためになりました。2024/01/05
Googoler777
1
一言で言うと、奥が深いです。一回読んだだけで理解出来ません。トヨタのもの造りの本質を書き出した本です。兎角、脚光を浴びる設計と違い、生産技術と製造現場の物の見方や考え方を示している本です。工程設計に関わる人の取るべき心構えとして、座右の書として常に参考にしたい本でした。2025/03/02
よーさか
0
具体的な打ち手というよりは、生産技術エンジニアの心得がたくさん記載されている。多方面に視点が向いているので、総合的な知識を有するエンジニアには最適な一冊2025/02/02
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