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内容説明
医師は“日常”をどのように捉えているのか。名物コラムがついに書籍化。がん治療、医療現場から時事問題まで。長年にわたり生老病死を見つめてきた医師から、自分らしく考えながら生きていくために伝えたいこと。
目次
両親に感謝
「効く」という意味
足るを知る
良くなる:悪くなる:変わらない=1:1:1
ノーベル賞に思うこと
我々の原動力
廃棄される医薬品
日常の五心
検査の目的
自身の「最期」に思いを巡らせる〔ほか〕
著者等紹介
牧田香理[マキタカオリ]
平成2年奈良県立医科大学卒業。平成2年日本大学医学部板橋病院第一内科。平成5年奈良県立医科大学第二内科。平成10年奈良県立医科大学大学院卒業。平成11年奈良県立奈良病院血液内科。平成12年大阪市立大学附属病院血液内科。平成19年彩都友紘会病院腫瘍内科部長。平成26年瀬田クリニック大阪医師。平成28年瀬田クリニック大阪院長。平成30年北大阪メディカルクリニック開設。内科認定医、血液内科専門医、日本再生医療学会再生医療認定医(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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アキ
90
医師になり15年間は血液内科、その後15年間は腫瘍内科医として癌の治療に携わり、卒後30年経ち「したい医療」をと考え、開業医として自由診療で免疫療法を行なっている。時間の限りのある診察時間では伝えきれない医師の立場からの思いを綴っていて、その目線は人生の半ばを折り返し、どこまでも優しく温かい。2018年11月から2020年11月までのブログをまとめたもので、コロナの時期から時事問題に至るまで、自分の頭で考えることを徹底している。父親譲りの頑固さも垣間見え、こんな考えの女医さんなら信頼できるなと思いました。2021/07/23