内容説明
藤田霊斎の丹田呼吸法を、著者の実演による写真入りで本邦初、完全公開。
目次
第1章 修行という生き方(充実した人生をつくる修行;修行に必要な楽観的な心 ほか)
第2章 理想的人間像(腹の人こそ理想的人間像;腹をつくることは根を養うこと ほか)
第3章 腹の人になるための修行(修行の三原則;修行の中心になるのは呼吸(調息) ほか)
第4章 丹田呼吸法の実際(丹田呼吸法の要諦;緩息 ほか)
第5章 丹田呼吸法の理解を深めるための道歌
著者等紹介
鈴木光弥[スズキミツヤ]
1943年東京都生まれ。法政大学法学部卒業。重い喘息やノイローゼによる身心の苦しみを丹田呼吸法で克服したことから、30年近くその普及に務めている。現在、社団法人調和道協会理事(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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シュラフ
6
丹田呼吸法の本。東洋医学においては、人間が健康に生活していくためには身体と心の両方の平穏を整えねばならないということなのだろう。「人生を量的な視点から考えると、『老い』とは、ひたすら衰えていくプロセスになってしまう。しかし、質的な視点から考えると、老いていくにしたがって向上し続けていく道が人生であることに気づく。」哲学的で心に染み入る言葉である。2012/06/23
sababanana
0
…人は腹。 なんだか超人臭がする方ですね。足裏の土踏まずから呼吸しろ っていうのは誰でしたっけ???2012/10/16
acacia
0
多く情報が飛び交う現代こそ、一本スジの通った人間を作るために修行が必要。その修行は別にストイックなものでは無いけれど、心を養うためには身体を通す必要がある。肺や横隔膜などの操作を呼吸法で修行し、身体から心を養っていく。 youtubeの武術系チャンネルの達人たちが身体操作や呼吸で、内臓や骨すら操作する様を公開している現代だからこそ、この本の内容やエクササイズも受け入れられやすくなっていると思う。2025/01/13