内容説明
医療、看護、介護が受けられて、自宅のように安らぎのある場所で人生の幕を下ろしたい。北海道・札幌市に位置するサービス付き高齢者住宅「美しが丘」は、そんな願いを叶える場所。美しい緑に恵まれた庭園、あたたかい人々の輪、穏やかに流れる時間―。日本とスウェーデン、二つの国の医療と介護の良さを取り入れつくり上げた「美しが丘」での多くの学びと感動を綴った、「人生最終章」の参考書。
目次
「Love and Care」という理念
サービス付き高齢者住宅「美しが丘」で行いたい仕事
人生の晩期に適した住まいとは
最後まで住み続けられる住環境とは?
初めてのお看取り
私は絶対に入院はしない!
彼女に会いたい
素敵な方ね
コモンカフェ
自分らしく
おかえり
外来から在宅、そして「美しが丘」へ
奇跡の涙
今野隆二先生(画伯)を悼む
長谷川さんのお仕事
災害に強い家 震災回顧録
開業5周年の涙
人生の最終段階にかかる費用
父からの引き継ぎ
著者等紹介
鈴木岳[スズキガク]
1966年1月1日生まれ。医療法人社団鈴木内科医院理事長、院長。医学博士。1991年より市立稚内病院を皮切りに16年の勤務医時代を経て2007年から4年半、実業とカーリングの研鑽を兼ねてスウェーデン、カロリンスカ大学消化器内科に留学、のちに就職。帰国後はスウェーデンで学んだ経験を活かし、2019年日本シニアカーリング選手権、男子日本代表。本業ではかかりつけ医として医療と介護を営み、自前の地域包括ケアシステムを構築中。日本内科学会総合内科専門医、内視鏡学会専門医、消化器病学会専門医、認知症サポート医、スウェーデン医師資格、北海道スウェーデン協会常任理事、札幌カーリング協会理事、2003年北海道医学会賞受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。