内容説明
華やかな競馬の舞台裏に知られざるプロの仕事がある。牧場からトレーニングセンター、競馬場へと競走馬を運ぶ「馬匹輸送」。愛情と夢が詰まった命を乗せて走る、ドライバーたちの矜持。
目次
序章 日高発、美浦・栗東へ 大きくて繊細な「命」を乗せて―旅のはじまり
第1章 「馬が好き」だけでは務まらない 命を運ぶ馬匹輸送ドライバーたちの重責
第2章 積み降ろし、給餌・給水、室温調整、音や光への配慮…運転だけではない馬匹輸送ドライバーの仕事
第3章 進化を続ける馬運車と輸送技術 馬匹輸送の技術革新が競馬の進化を後押しする
第4章 馬匹輸送がなければ競馬そのものが成り立たない 次代を担うドライバーの育成
第5章 歴史に残る名馬も、名もなき一頭も“重み”に違いはない 運送業としてのプライドを貫き、業界を支え続ける