内容説明
第二次世界大戦、バブル崩壊、震災、コロナ禍…あらゆる困難を乗り越えてきた長寿企業がある―。時代を越えて生き残るための経営改革のヒントがここに!老舗専門商社の経営者が語る揺るぎない理念と経営戦略とは。
目次
第1章 鍋釜の鋳造からベアリング商社へ転身 明治時代から続く老舗商社の「挑戦者魂の礎」(すべては「鍋」から始まった;技術革新に商機あり ほか)
第2章 プラザ合意による超円高 倒産寸前に生まれた「全員経営」という活路(気持ちが後押しした奇跡の経済成長;正直を信条に経営基盤を固める ほか)
第3章 バブル崩壊後、大不況を迎えた日本経済 社員総出で挑戦した新ビジネス「アルミ製品加工事業」(財テクに沸いたバブル景気のなかで;狂宴が終わり倒産が続出 ほか)
第4章 海外事業の展開、農業用LED事業―開拓し続けた新たなビジネスチャンス(次を考えて一歩踏み出す;新規事業の3つのアプローチ ほか)
第5章 新社屋から始まる挑戦者たちの第二幕(新たな歴史の始まり;多様性をさらに高める ほか)
著者等紹介
加藤清春[カトウキヨハル]
1956年1月1日、愛知県生まれ。1978年、大学卒業と同時にベアリング専門商社である鍋清が新たに設立した子会社の光清商事に入社。小径ベアリングの営業(主に新規開拓)に携わる。1983年、鍋清へ転籍。1985年ごろからMG(マネジメントゲーム)とマイツールの導入を進め、いち早く戦略思考とデータ分析手法を全社に浸透、定着させる。営業本部長等を経て、1999年に社長就任。2001年からアルミ製の安全カバー、安全柵の製作に取り組み、新たな事業の柱とする(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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