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内容説明
20世紀、アメリカ国民の「日本のイメージ」を形成したのは、活字ジャーナリズムだった。世界の中でも特殊とされる日本の皇室はどのように報道され、そのイメージを変遷していったのか。週刊ニュース誌『タイム』、高級ビジネス誌『フォーチュン』、写真週刊誌『ライフ』といった主要米国誌の記事を徹底分析し、斬新な視点で昭和天皇像を解説する、唯一無二の保存版。
目次
序章 ルースの出版帝国(原体験;週刊ニュース誌『タイム』 ほか)
第1章 前例を打破する異国君主(1923‐1932)(『タイム』の顔;妖雲 ほか)
第2章 太陽の国の象徴(1933‐1940)(恐慌と憎まれ役;不満のガスと日本特集 ほか)
第3章 語られざる名(1941‐1945)(慎ましさをなくした時;開戦 ほか)
第4章 人となりし(1946‐)(ヒトラーの終焉と日本の終焉;汝の敵、日本 ほか)
著者等紹介
田中俊雄[タナカトシオ]
1984(昭和59)年、東京都昭島市生まれ。慶應義塾大学文学部卒業。アメリカ空軍横田基地での勤務(Army&Air Force Exchange Service)を経て、現在は文教大学文学部講師、神田外語学院非常勤講師。専門は欧米メディアにおける皇室描写等の近代政治思想史(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。