内容説明
91才、癌、甲状腺機能低下症。ヒロシマの被爆者。平和への強い願い、二度とこのような悲劇を繰り返してはならないという自戒を芽生えさせる短歌の数々。今、この瞬間、安寧に生きていられる理由と意味を問いかける一冊。
目次
第1章(今)
第2章(むかし;B29;従姉二人;丸坊主)
第3章(特攻隊の少年兵;敗戦の日;未来へ)
伝えたいこと―講演会
著者等紹介
田中祐子[タナカサチコ]
昭和3年東京都生まれ。両親の離婚により一人広島に移住。16才のとき、被爆。成人し、小学校の教師となるが、結婚退職し家事に従事。学習塾を開く。夫が55才で急逝した後、塾経営の傍ら短歌会に入会し創作活動を再開。現在91才(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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