内容説明
エンジニア不足に悩む製造業者必読。設備費削減、優秀な人材確保、安定的な運用。「オフショア開発」による効率化で劇的な利益を生み出す。下流工程の“作業”を海外エンジニアへ委託。
目次
第1章 エンジニアがいない!深刻な人材不足で疲弊する現場
第2章 コスト削減・優秀なエンジニアの確保・専任チームの結成 エンジニア不足の解消には、海外委託のオフショア開発が最適
第3章 人数に対するコスト、セキュリティ、働き方の違い…オフショア開発導入前に知っておくべき運営の基本
第4章 依頼業務の選定、社内の体制変更、日本での研修設定…プロジェクトの成否を分ける!オフショア開発実施前に準備すること
第5章 海外エンジニアのマネジメントは難しい!?よくあるトラブルと解決法
第6章 導入前の準備から実施後の効果までオフショア開発の実践事例
著者等紹介
吉山慎二[ヨシヤマシンジ]
1959年神戸市生まれ。明治大学工学部卒業。株式会社山善にて12年間勤務し、1995年株式会社アールテクノを創業・設立。当初から国内製造業に対してCAD/CAM/CAE、工作機械の販売をサポート。また、インド人・ベトナム人技術者の派遣事業を推進。2008年から独自のオフショア開発事業を展開し、現在に至る(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
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maimai
9
いま話題になっているオフショア開発に関する情報を知ることができました。オフショア開発は日本でのエンジニア不足の問題を改善する為に海外のエンジニアに仕事を任せること。本を読んで思ったのが日本はエンジニアリングに関して発展途上国に抜かれつつあること。エンジニアリングは高い生産性があると感じていますが、ITの現場では中抜きの問題があるため中々働きたいと考える人が少ない傾向にあります。Googleを参考にオシャレで施設完備の会社ができたら生産性の向上に繋がるんじゃないかな〜。2020/08/12
Arata Fujimura
2
オフショア側に依頼する内容を下流工程の”作業”とか”雑事”と言っちゃうように、最初から最後まで下に見てる感が隠しきれず、全体を通して賛同できない主張が多かった。この本の内容を反面教師としてオフショア開発に取り組んでいきたい。2020/09/18