内容説明
がんなどの重い病気を抱える患者とその家族に対して、心と体の痛みを和らげるサポートを行う「緩和ケア」。長年、緩和ケア認定看護師として病棟に勤務してきた著者が、患者や家族との優しくて温かいエピソードの数々を紹介する。命の尊さに改めて気付かされる一冊。
目次
1 初めての受け持ち患者さん
2 そっと寄り添うことを教えてくれた患者さん
3 短い入院でも信頼関係は築くことができる
4 緩和ケアのスペシャリストを目指すきっかけ
5 私が休みの日に限って
6 相手を理解しようとする気持ちは伝わる
7 経営者の思いと師長としての方針
8 みんな、みんなありがとう
9 あの日の風景
10 他人の価値観を理解するということ
著者等紹介
佐藤絹代[サトウキヌヨ]
緩和ケア認定看護師として、長年にわたり緩和ケア病棟に勤務。また、複数の大学と専門学校で、看護学生を対象にした緩和ケアに関する講義を担当。さらに、現職の看護師を対象に緩和ケアの研修も行っている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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