内容説明
一つの激しい恋が、いく人もの人生を変えてしまった―。米澤盆地の、のどかな山里でひっそりと息を引き取った好子。届いた二通の弔辞には、婦人参政権運動で活躍した若かりし日の姿が語られていた―。孤独の中で命を閉じた彼女の生涯に秘められたドラマとは。昭和の温かな情景を綴った短編集『こころ模様』も収録。
著者等紹介
永冨道子[ナガトミミチコ]
1932年生まれ。東京都出身。日本女子大学卒業。2年間、公立中学校に勤務。朝日カルチャーセンタで、高井有一氏の文章教室で指導を受ける(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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