内容説明
東京でルポライターをしている奈緒美のもとに、ある日、高知県の友人から小包が届く。中に入っていたのは、「市議が市長を訴える」と書かれた地元の新聞。興味をひかれた奈緒美はすぐに現地を訪れ、愛する市の発展のために尽力する市長・夏木洋介について取材を始める。市長はなぜ訴えられたのか。そして、友人がこの新聞を送った本当の意味とは―。真っ直ぐに夢に向かう大人たちの、再びやってきた青春の物語。
著者等紹介
野村凛々子[ノムラリリコ]
高知の高校を卒業し、東京の大学卒業。学習塾を40年間経営。その間、予備校講師、英検面接委員を歴任。近年は社会福祉に目を向け、ルポライターとして多くの場所を取材(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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