内容説明
専門医として認知症の人々とその家族に寄り添ってきた著者が、愛しいものへの優しさに満ちた日々を、詩に綴る―。心を打つ、珠玉の詩21篇を収録。
目次
座る
背に吹く風
これも近所の助け合い
フジエさんの今日この頃
どこでも小径
ジャンケンポン
人形と美千代さんと
オイデオイデ
隠れていた母
私は登る
ふみさんの徘徊
瑠璃ちゃん
帰宅願望
ヘビ獲りカゴ
お産をすませて
降ろせるもの
記憶の断片
私が建てた家
つむじ風
こぼれ落ちていくもの
つぶやき
著者等紹介
橋本篤[ハシモトアツシ]
昭和19年静岡県生まれ。医学博士、精神保健指定医、大阪府認知症サポート医、日本医師会認定産業医。社会福祉法人聖徳会クリニックいわた院長。日本現代詩人会会員。詩誌「アリゼ」同人(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。