内容説明
第二次世界大戦―満州に出兵した四郎が目にしたのは、壮絶な地獄絵図だった。あまがえるに姿を変えた四郎は、銀杏の大木に、ぽつりぽつりとあの日々のことを語り始める。実話をもとに書かれた小説が、人として大切にすべきこと、平和の意味を静かに、力強く問いかける。
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