医業経営力―一段上を目指す拡大戦略から悔いのない承継まで

鈴木 尚之【著】

幻冬舎メディアコンサルティング（2019/04発売）

• サイズ B6判／ページ数 198p／高さ 19cm
• 商品コード 9784344921733
• NDC分類 498.16
• Cコード C0034

内容説明

少子高齢化、政府による社会保障費の見直し―医業経営を取り巻く環境はかつてないほど厳しくなった。地域の患者への医療サービスを未来永劫継続するための必読書。

目次

はじめに　医業経営のルールは１８０度変わった
第１章　医療界を取り巻く現状と今後の展望
第２章　必ず直面する「経営の難局」をどう乗り越えるか
第３章　法人拡大を目指す医業経営戦略のデザイン
第４章　アウトソーシングによる「医経分離」で経営効率を最大化する手法
第５章　引退を検討する場合にやるべきこと
第６章　拡大から承継まで　成功ケースに学ぶ

著者等紹介

鈴木尚之［スズキナオユキ］
ＣＢホールディングス代表取締役社長。１９６９年東京生まれ。１９９３年早稲田大学教育学部卒業後、中央監査法人（現ＰｗＣ有限責任あらた監査法人）入所。会計士としてキャリアを積んだのち数社を経て、２０１２年にＣＢホールディングス（旧キャリアブレイン）入社。２０１５年に代表取締役就任。２０年以上にわたってＭ＆Ａアドバイザーをはじめとした企業の経営支援に従事し、ＣＢホールディングスにおいてはＭ＆Ａ支援事業を立ち上げ、主格の事業に押し上げた。開業、採用、宣伝広報、Ｍ＆Ａ、事業再生、新規事業立案などの各分野で医業（病院、クリニック、薬局等）・介護のトータルサポートを手がける同社グループを率いて活躍中（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです）
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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

[ぷー]

広く浅く。でも網羅的に把握するにはとても読みやすい。日々ニュースを追っている人にとっては物足りなかったかも。　そもそも医療と経営の分離、そして経営は弊社を含め外に外注しましょう、というのが強めに主張してくるため少し疲れた。

2020/08/22

[凡人]

少子高齢化で医療・介護を取り巻く経営環境は、以前とはかなり異なっている。そうした中、それを運営する組織にはまだまだ「経営」という部分が一般企業に比べて遅れていると常々思う。組織は「医業」と「経営」を分離したほうが良いのではないか。何故医師（院長）に何でもかんでもやらせるのか。医療は医療を出来る者が、経営は経営を出来る者がやったほうが効率的であり、両者はパワーバランスを取ったほうが良いと考える。

2019/05/27

[ぷー]

改めて見ると、2018年から現在2021年において、ほとんどの課題が解決できていないことが露呈される。各論をカルクとはいえどあらためて確認出来たので良かった。

2021/07/10