内容説明
93歳となる著者は、60年以上にわたって中小企業診断士として数多くの経営者をサポートしてきた。その関わりは、経営指導にとどまらず、経営者のあるべき姿、さらにはいかに生きるべきかといった人生訓にも及ぶ。社会が大きく変わろうとする今、豊富な経験をもとに、戦争に翻弄された青春時代や、北朝鮮に取り残された邦人の帰国に奔走した大学時代を振り返り、人生にとって「ホンモノ」とは何かを世に問う。
目次
第1部 ホンモノへの途(人生すべてにわたる判断基準を意識する;ホンモノの企業経営はこうありたい)
第2部 ホンモノをめざして(戦争の時代を生き抜いて;中小企業診断士として苦闘を乗り切る ほか)
第3部 我が青春に悔いなし(在外父兄救出学生同盟設立の経緯とその活動;北朝鮮在留邦人引揚促進と金日成 ほか)
第4部 高僧たちもニンゲンだった(京都と仏教;高僧たちも苦労した)
第5部 さてどうするか(やりたいことは何ですか;高齢者マンションに住まいして)