経営者新書
薬屋の一分

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  • サイズ 新書判/ページ数 193p/高さ 18cm
  • 商品コード 9784344920323
  • NDC分類 499.095
  • Cコード C0234

内容説明

設立して10年生きながらえる企業は1割以下。経営において何よりも難しいのは、事業を長期間継続させることなのだ。そんななか、著者の会社が45年もの間成長を続けた理由―それは、絶対的な経営理念の徹底とユニークな経営手法にあった。東京・吉祥寺に開店した調剤薬局から始まり、武蔵野地域随一の医療複合企業へと成長したイナガキグループ創設者が自身の経営論を初めて明かす。

目次

第1章 時流にのった成長戦略 誰もやっていなかった「医療ビル」建設で躍進(家は長男に継がせる、お前は東京で働け;後輩との偶然の出会いがきっかけで薬局経営を始めることに ほか)
第2章 競合の動きを見定めた進出と撤退 ディスカウントストア参入と調剤薬局への回帰で拡大(50店舗を目標に多店舗展開を開始する;タイムリミットを前にどうにか保健所の許可を得る ほか)
第3章 日本の人口推計を見据えた事業多角化 成長産業の介護福祉・透析クリニック事業へ進出(全ての卵を1つのカゴに盛らない―事業の多角化に乗り出す;高齢化が問題となる中で介護福祉事業に目を向ける ほか)
第4章 調剤・ドラッグストア・介護福祉・メディカル・キッズ 5分野のクロスオーバーで磐石の経営基盤を目指す(“烏合の衆です”―その言葉をきっかけに組織改革に着手する;新入社員研修とOJT研修で新入社員の不安を取り除く ほか)
第5章 自社の継続・発展のために常に心がけてきた「経営18カ条」(百年企業を目指し、新たに保育事業をスタートする;永続的な企業を作るためには事業承継がカギとなる ほか)

著者等紹介

稲垣英夫[イナガキヒデオ]
東京・吉祥寺を中心に調剤薬局、ドラッグストア、医療法人社団などを展開するイナガキグループ代表。武蔵野商工会議所会頭。昭和48年に株式会社三祐産業を設立、代表取締役に就任して以降、平成元年に医療法人社団緑祐会、平成3年にドラッグ・イナガキ、平成18年に株式会社イナガキ、平成23年に医療法人社団大慈会を設立。45年もの間、経営トップとして事業の発展・拡大を実現してきた。平成30年8月末時点でのグループ従業員は578名にのぼる(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

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