内容説明
8歳離れた妹の里奈は、自他ともに認める「よくばり」だ。いつでもどこでもなんでもかんでも楽しんでしまうその姿はどことなく、2つの頬袋いっぱいにドングリを頬張るシマリスを思わせる。よくばりなシマリスのごとく、小さな体でパワフルに、笑顔いっぱいに毎日を過ごす里奈。彼女がある難病にかかっていることがわかっても、そのスタイルは変わらなかった―繰り返される入院生活とリハビリ生活。それでもつねに笑顔を絶やさず、周囲の人の優しさを享受して人生を楽しむ里奈の生き方に、心がほっこりあたたかくなるハートフルドラマ。
著者等紹介
川恵[カワメグミ]
兵庫県出身。子どもの頃に旅行で訪れた北海道にあこがれて、大学卒業後、北海道に移住し牧場に嫁ぐ。結婚直後、難病の自己炎症症候群と診断される。病気と付きあいながらも、日々牧場の仕事と家事に取り組む(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
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