珠の音―奴奈川姫消息

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  • サイズ B6判/ページ数 150p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784344919600
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0093

内容説明

新潟県の西端、糸魚川市街を見下ろす丘の上で、ふと足を休めた旅人に語りかけた一人の老婆がいた。老婆は奴奈川姫の乳母と名乗り、青玉の産地として知られたがために出雲の侵略を受けながらも奴奈川の郷の民を慈しみ、果ては諏訪湖畔にまでその名を知られた、奴奈川姫の数奇な運命と慈愛の物語を語り始める。

著者等紹介

久保田秀樹[クボタヒデキ]
1954年新潟県糸魚川市に生まれる。東洋大学文学部卒業。1981年から2015年まで埼玉県県立高校英語科教諭(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

ゆみねこ

58
糸魚川に伝わる・奴奈川姫を描いた、古代ロマン小説。奴奈川姫の乳母を名乗る老婆を語り手としていて、読みやすい文章でした。久保田秀樹さん、初読み。2018/12/17

たけはる

4
本屋さんでたまたま目についたもの。自費出版系の本だろうか……? 今、私が神代や奈良の時代に思いを馳せているので、興味深く一気読みしました。姫が八千矛命をやりこめる場面が、凛としてうつくしい。越の国、行ってみたいなあ。2018/11/11

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