経営者新書<br> IT業界の働き方改革

経営者新書
IT業界の働き方改革

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  • サイズ 新書判/ページ数 238p/高さ 18cm
  • 商品コード 9784344919433
  • NDC分類 007.3
  • Cコード C0233

内容説明

IT業界再編の12年間が始まった!ネオキャリア創業後、2社のIT人材会社を立ち上げ。IT業界で18年間にわたって人材ビジネスに関わる連続起業家が提言するIT人材の働き方改革の未来像。

目次

第1章 AIウォーズ―始まった世界のIT覇権争い(IT人材の数はホワイトカラーの労働人口をいずれ上回る;AIの脅威が真に意味するもの ほか)
第2章 問題だらけのIT業界の構造(IT業界が抱える問題の元凶は多重下請け構造にある;多重下請けの最大の弊害は“中抜き”によるIT人材の報酬悪化 ほか)
第3章 残された時間は12年―IT人材の働き方改革が急務(日本のIT人材の数は右肩下がりで減少する;2030年には59万人のIT人材が不足する ほか)
第4章 「フリーランス」の浸透でワークスタイルの変化が加速する(アメリカでフリーランスが増えている理由は?;官民両輪でフリーランスという第3極の働き方を支援すべき ほか)
第5章 日本のIT産業の未来はスタートアップイノベーションにかかっている(ノキアの没落から復活したフィンランドを他山の石とせよ;圧倒的なコンテンツプラットフォーマー達の存在 ほか)

著者等紹介

高瀬俊誠[タカセトシノブ]
1977年生まれ。明治大学卒業。2000年株式会社ネオキャリアを創業。その後独立し、株式会社エージェント・テクノロジー・グローバル・ソリューションズを設立。2011年に孫正義氏の後継者育成プロジェクト「ソフトバンクアカデミア」外部1期生として参画。2012年に株式会社A‐STARを創業し代表取締役に就任。2018年世界最大の人財サービス企業であるアデコグループに参画しアデコグループの支援を受けて同社の運営を行う(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

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roatsu

18
小手先の働き方改革ではなくIT業界の構造自体の大変革まで踏み込んで提言した価値ある一冊。国内外のIT業界の現状把握と将来展望を知る上でも有益。日本の人口の1/3が高齢者になる2030年までの12年間が真の土壇場であり、この間に旧弊を一掃して改革しないと本当に取り返しがつかなくなるという著者の危機感には全く同感。これは業界を問わないテーマだろう。IT業界における多重下請け体制という日本特有の商慣行とそれが招く停滞ほか多くの弊害は、製造業を始めとした他の日本の産業にも通じる問題と言え、やはり抜本的に改める必要2018/10/30

dani

0
『IT業界の土壌が腐っているため、優秀なIT人材が育たないから』『腐った土壌を綺麗にする事から始めましょう』『それが、私達現役世代がこれから果たさなくてはいけない、何より最も優先順位の高い役目』とのことです。そして、その鍵はフリーランスだと。まぁ、なかなか思った通りのスキルを持つ人を集められない昨今なので、理想的なのかもしれない。本当にスキルを持つ人が集まるなら。2019/11/16

のげぞう

0
下請け孫請けなどのただ業務を仲介しているだけの会社はやっていけないと言っている。2019/08/30

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