内容説明
「おれは一体、何者なんだ!?」天保十五年。記憶を失くした一人の男が、越後直江の津・今町に流れ着いた。やくざ者から盲目の少女・さくらを助けた男は、旅籠屋に居候することとなる。さくらをめぐる巨大な陰謀が渦巻くなかで、男は壮絶な自分の過去と直面し、運命の「星」に導かれるがまま、ひとすじの流れ星が燃え尽きるように、闘いの真っ只中に身を投じてゆく。それはまるで、燃え尽きる流れ星のように―。時代小説に新たなツールと解釈で挑んだ異色作!
著者等紹介
石田義一郎[イシダギイチロウ]
1965年、新潟県上越市生まれ。玉川大卒。在学中は美術・デザイン、主に油彩画を専攻。真言宗寺院で修行。現在、法人理事長(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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