内容説明
S・I・ハヤカワ氏が一般意味論の方法を用いて著した『思考と行動における言語』等を読み解きながら、日常のコミュニケーションにおける適切な言葉の使い方を掘り下げる。事象を言葉を用いて表現する「抽象化」について考察する。著者が少年時代を過ごした兵庫県安木を訪れたことを綴った「ふるさと帰行」も収載。抽象と具体の考察をライフワークとする著者によるコミュニケーション言語研究。
目次
第1部 言語の機能(言語と生存;記号;報告、推論、断定;文脈;言語の二重の仕事 ほか)
第2部 言語と思考(われわれはどうやって知るか;居なかった小人;記号の背景にある社会;分類;二値的考え方 ほか)
ふるさと帰行
著者等紹介
安田健介[ヤスダケンスケ]
1938(昭和13)年生まれ。1964年、京都大学法学部卒業。出版社勤務を経て、1972年から2013(平成25)年まで弁護士。京都法曹文芸「奔馬」第1号から第33号まで編集長を務める(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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- 和書
- 世界演劇史 (復刻版)