じーじ、65歳で保育士になったよ―シニアたちよ、待機児童のために起ち上がれ

  • ただいまウェブストアではご注文を受け付けておりません。
  • サイズ B6判/ページ数 306p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784344918719
  • NDC分類 376.14
  • Cコード C0030

内容説明

世界的IT企業のIBMを勤め上げ、今後の人生の送り方を模索していた著者は、2016年に話題となった「保育園落ちた日本死ね」という言葉に衝撃を受ける。待機児童問題の深刻さを知り、「それならば私が保育士なり、問題解決の一助になろう」と決心する。国家試験に合格し、現役保育士として園児、保護者と向き合う著者の奮闘記。

目次

1章 待機児童の問題解決へのやむにやまれぬ思い
2章 第一の関門―筆記試験への挑戦
3章 第二の関門―いよいよ実技試験へ進む
4章 第三の関門―勤務先となる保育所探し
5章 保育所での経験・学び
6章 保育士として見えること
7章 まとめ

著者等紹介

高田勇紀夫[タカダユキオ]
1951年12月、千葉県生まれ。1974年3月、東京都立大学経済学部卒業(現・首都大学東京)。1974年4月、日本アイ・ビー・エム株式会社に入社。SE、営業課長、常務取締役補佐、富山営業所長、業務改革推進担当、北アジア太平洋地域の需給管理担当、米国IBMでオプション・モニターの需給管理担当、社長室CS(お客様満足度向上)担当、ビジネス・コントロール(内部統制)担当などを経験し、2011年12月に定年退職。2017年4月より都内の認可保育所で保育士として勤務(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

IGBB

3
この本は、保育士を目指している人だけでなく、保育士に興味はあるが目指すまでは決心していない人にとっても非常に有用だと思われる。前半は著者の問題意識と保育士を目指す動機、そして合格体験記が語られている。保育士の日常も描かれている。さらに、著者の真骨頂は、保育行政と保育士の処遇に関して社会学的見地から考察した後半部にある。単に政府や行政を非難するのではなく、統計調査資料を参照しつつ、行政の努力とそれを上回るペースで増加する待機児童数の問題が論じられている。著者の高田氏は昨年ご逝去された。ご冥福をお祈りします。2021/05/24

りーこ

2
保育士を目指す方にはためになる本だと思いました。 2024/10/28

yoshiko

1
そーなんだよ。男性の所得が下がっている昨今、シングルインカムだと、生活の質を落とさざるを得ず、消費も落ち込む。子供がいる女性も働けば、託児所も出来て保育士の求人も増えるし、所得も増えて、消費も増える。経済が回る。日本は資本主義国なのでそれが望ましいのだ、貯蓄ではなく。しかしそれがわからん奴が多い。例えばウチの身内とか親とか。著者のように広い視点を持ち合理的な考えが出来る人が増えれば。自分も含めて。あと、誰だよ保育士試験受ければ受かるって言った奴。めちゃくちゃ大変そうやがな。あー、私か。苦笑。2019/06/25

のり

0
試験勉強にも役立ちました!2022/01/29

外部のウェブサイトに移動します

よろしければ下記URLをクリックしてください。

https://bookmeter.com/books/13122735
  • ご注意事項

最近チェックした商品