内容説明
全国で30万人以上が受ける血液透析。患者は腕に新たな血液の道をつくり、生涯をともにする―。透析者8人のエピソードと専門医の解説で、シャントへの理解が深まる一冊。
目次
第1章 シャントの基礎知識(シャントとは?;自己血管内シャントと人工血管内シャント;人工血管の材質と移植術;動脈表在化法;透析用カテーテル)
第2章 シャント治療 患者8人の物語(頑なに拒み続けたシャント;看護師泣かせの血管;透析で救われた命;透析を避け続けて尿毒症に;透析から腎臓移植へ ほか)
著者等紹介
春口洋昭[ハルグチヒロアキ]
1984年に鹿児島大学医学部を卒業した後、約20年にわたり東京女子医科大学に勤務。一般外科、腎臓外科、泌尿器科にて、腎移植、肝移植、人工臓器の診療・研究、バスキュラーアクセス(シャント)の診療に従事。2006年、春口クリニックを開業して院長に就任。バスキュラーアクセスのケアに特化したクリニックとして、腎臓病患者から幅広く支持を集めている。東京女子医科大学腎臓外科非常勤講師(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。