内容説明
ひとすじの光よ、だれかに届け。社会のこと。家族のこと。ありし日のこと。なんの変哲もない「日常」のなかで、「思い」は生まれ、言葉になる。八十六歳の「日々の思索」をみずみずしく切りとった随筆集。
目次
1 時世に思う(菜の花の一穴;こども保険;モンゴルとプリウス ほか)
2 日々の暮らしの中で(ユニットバス今昔;時鳥(ホトトギス)
熱ッ、熱ッのアイスクリーム ほか)
3 病院生活顛末記(手術入院の初体験;人生唯一の挑戦に失敗;ドクターと看護師の解釈の違い ほか)
著者等紹介
市川博昭[イチカワヒロアキ]
昭和7年、静岡県生まれ。旧制静岡高等学校1年修了後、新制東京大学文学部仏文科、法学部公法学科卒業。国家公務員六級職(法律)試験合格、農林省入省。退官後、協同組合飼料工業会常務理事、帝蚕倉庫取締役現業副本部長を経て、同代表取締役社長。(財)大日本蚕糸会監事を歴任(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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