内容説明
「食べていくために餌をとるより空を飛ぶ練習をしたい」という庄右衛門は鯰仲間に馬鹿にされ、疎まれていた。みんなと同じような生き方ができない自分に気づき苦悩する庄右衛門だったが、幼馴染の藤介とその妹、千滝に励まされ、空を飛ぶ術を知る者を探す旅に出る。夢をもって生きることの意味を問いかける、新感覚時代小説。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
楽駿
27
友人の甥が作者って事で、初めての作家さんの初めての本。文章に、若さゆえの少し硬い部分もあったが、気持ち良く読了。鯰達の友情、愛情、そして、挑戦し続ける事への、高揚感。思わず応援したくなっちゃうよね。川の底辺で住む鯰の庄右衛門が、空に憧れて、自分も空を飛ぶことを夢見る。生きていく上では、全く無駄だと思われている、空を飛ぶ夢。それよりも、生活の為に働く事を長老鯰は諭す。けれど、庄衛門の夢は、それくらいではへこたれない。迷い、傷つき、恋人を失うかもしれなくても。歴史物ではなく、異世界ファンタジーかな?読んでみて2018/06/27
Nao Funasoko
8
ファンタジーを装いながらも時折垣間見える現代への風刺や教訓(?)が心地よい。子供向けの童話や絵本にも展開できそうな作品だった。 以下、心に残った部分を自分用メモとして抜書き。 2018/09/01
アルク
5
一見、空想的な小説の様で読み終わると深くて心に残る本でした。 サラッと読め、最後はグッときました。2019/10/19




