内容説明
第三次プロレスブームを率いた伝説のプロレスラー、パラダイス・ダイナマイト・剣。「天才」と称され、圧倒的な人気を誇る彼は、所属していたプロレス団体「フジヤマプロレス」の社長の遺言を機に、41歳にして小学校に再入学。死んだ社長の妻で、私立闘魂平和学園の校長を務める愛しい桜子さん(46歳)、陰気で維持の悪い担任の田嶋耕作(28歳)、真面目一徹な学習塾講師の橋本恵子(26歳)、根暗なクラスメートでイジメられっ子の田嶋美恵子(9歳)…。小学校とプロレスリングを舞台に、鷹城剣の「愛」と「勇気」が爆走する、痛快コメディ小説。
著者等紹介
ケンタウロ・斉藤[ケンタウロサイトウ]
19歳時に渡米。米国で某音大卒業後約10年間の米国生活を経て帰国。音楽講師、翻訳家、映像製作などの仕事をちょっとずつこなす傍ら、バンド「OTONANA Trio」で年間60~100回の海外公演を行う(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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