内容説明
エリア、物件タイプ、融資、管理運営…氾濫する情報に惑わされない。不動産投資のプロが教える成功のための原理原則。
目次
序章 注目を集める不動産投資。しかし多くの人が失敗しているという現実
第1章 不動産投資を始める前に、押さえておきたい4つのポイント
第2章 成功の法則1 利益の出る物件選定の方法―不動産投資の成否は初期設定で80%が決まる
第3章 成功の法則2 失敗しない不動産投資にはアパート・マンション一棟買いがベスト
第4章 成功の法則3 利益最大化を実現する融資戦略
第5章 成功の法則4 賃貸管理に特化した不動産会社をパートナーに選ぶ
第6章 一棟から始めて複数棟で着実に資産形成―事例に学ぶ不動産投資成功の法則
著者等紹介
藤原正明[フジワラマサアキ]
昭和55年生まれ。三井不動産レジデンシャル株式会社を経て、収益不動産に特化した事業を展開する武蔵コーポレーション株式会社で収益不動産の売買仲介および賃貸管理業務についての実務経験を積む。平成25年に独立して大阪市内に大和財託株式会社を設立。主に収益不動産を活用した資産運用コンサルティング事業を展開。投資理論に裏打ちされた提案と顧客ファーストの誠実な仕事により、関西圏のみならず全国の投資家から絶大な支持を得ている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
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よしたけ
28
不動産投資の勉強として。コンサル会社大和財託社長の書。はじめて、と謳いつつ内容は実践的。キャッシュフローに紙面を割き表面利回りでなく借入期間や金利を考慮したイールドギャップ重要性を繰返し説明。運用初心者には難易度高そうだが、中級者以上なら満足できるのでは。関西圏の事情(建築確認後に設計を変え利回りを嵩上げした違法物件多い、違法でも融資通る)は興味深く、空室率の適正な考え方(年単位で考えれば5-10%負荷で十分)、法人活用節税(消費税還付等)、リーシングなど幅広い。顧客成功例を用いた宣伝あるが、ご愛嬌かと。2021/04/30
隠れて読書
7
目的別の投資法や指標の概念の解説がわかりやすい CFに重きを置いて事業として拡大させていくのか、本業での節税に重きを置くのか、相続の対策として投資していくのか、それぞれの目的によって投資の戦略が異なる。FCR、ローン定数K、真のYG(イールドギャップ)など、税引き前CFにどの指標がどのように関係してくるかを学ぶことができた。最終的には自社の宣伝になるのだが、本書の内容を実践しているのであれば、きちんとした経営理念を持っていることの表れなのだろう。2020/07/09