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内容説明
ゼノン、ピュロン、デカルト、スピノザ、ヤコービ、シュンカタテシス論(同意論)を専門に研究している大学教授が、「人生の総括」について哲学的に検証。
目次
第1章 言葉の大切さと同意論―言葉を奪われた人間の悲惨
第2章 ストア派のゼノン―知っていることと、これに対する同意と確信
第3章 ピュロンの懐疑主義―けっして何にも同意しない
第4章 デカルトの同意論―人間の誤りはまちがった同意が原因
第5章 スピノザの同意論批判―すでに知っていることに新たに同意することはない
第6章 ヤコービの確信感情―人間はすでに自分の存在と他者の存在を確信している
第7章 ウィリアムズのビリーフ論―言葉が同意を完成させる
著者等紹介
福田喜一郎[フクダキイチロウ]
東京都出身。鎌倉女子大学教授。1978年、上智大学文学部哲学科卒業、1980年、京都大学大学院文学研究科修士課程(西洋哲学史)修了。1989年、鎌倉女子大学専任講師となる。その後、助教授を経て現在に至る。2011年4月~2012年3月、マールブルク大学客員研究員。長年、カントおよび18世紀ドイツ啓蒙思想を研究しており、現在はストア派のゼノンが始めた同意論(シュンカタテシス論)に基づいて、デカルト、スピノザ、ロック、ヒューム、カント、ヤコービの哲学説を検討(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
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