内容説明
からだこころ社会生活の健康が快適な老後のカギ。医師であり高齢者でもある著者らによるQ&A集。
目次
第1部 体の調子についての悩みをなくそう(高齢者とは何歳以上を言うのでしょうか?;私は病院が嫌いです。病気は我慢していれば自然に治るのではないでしょうか?;高齢者と若い人では、同じ病気や怪我でも、原因や治療法などは違うのでしょうか? ほか)
第2部 心に関する悩みをなくそう(料理をすることが認知症予防になると聞きました。本当に予防効果があるのでしょうか?;最近、高齢ドライバーによる交通事故が頻繁に報道されるため、家族に事故を起こさないよう再三注意されます。自分でも認知機能に自信がありません。何を指標にして運転免許証を返納する時期を考えればいいでしょうか?;前向きに生きるためのポジティブ心理学というものがあると聞きました。このポジティブ心理学というものを私も会得したいのですが、一体どのような心理学なのでしょうか? ほか)
第3部 生活に関する悩みをなくそう(体に障害があり、周りに迷惑をかけてばかりで心苦しく思っています。病気や障害があっても自立して生きることを目指すべきでしょうか?目指すとしたら、どのような形の自立でしょうか?;昨年退職し、何もやる気が起きません。「死にたい」と思うことが増えてきました。;物を捨てられずに困っています。家の中は物だらけで、夫にも「片付けなさい」と言われますが、いざ片付けようとすると、どれにも思い出があり捨てられません。 ほか)
著者等紹介
森惟明[モリコレアキ]
大阪府立北野高校を経て、1961年京都大学医学部卒業。大阪・北野病院でインターン修了。1961年アメリカ合衆国臨床医学留学のためのECFMG試験合格。1967年京都大学大学院修了(脳神経外科学)。医学博士。1968年日本脳神経外科学会認定医。1969年京都大学脳神経外科助手。1971年シカゴ・ノースウェスタン大学脳神経外科レジデント。1975年京都大学脳神経外科講師。1979年京都大学脳神経外科助教授。1981年高知医科大学(現高知大学医学部)脳神経外科初代教授。2000年高知大学名誉教授
梶川博[カジカワヒロシ]
広島県広島市出身。1957年修道高等学校卒業。1963年京都大学医学部卒業。聖路加国際病院でインターン修了。アメリカ合衆国臨床医学留学のためのECFMG試験合格。1968年京都大学大学院修了(脳神経外科学)。1970年広島大学第二外科・脳神経外科助手。1975年大阪医科大学第一外科・脳神経外科講師、助教授。1976年ニューヨーク・モンテフィオーレ病院神経病理学部門(平野朝雄教授)留学。1979年島根医科大学講師。1980年梶川脳神経外科病院(現医療法人翠清会、医療法人翠清会梶川病院、医療法人翠清会介護老人保健施設ひばり、地域包括支援センター)開設、現在会長。医学博士
梶川咸子[カジカワミナコ]
医師、医学博士。熊本県熊本市出身。1957年熊本高校卒業。1963年熊本大学医学部卒業。聖路加国際病院でインターン修了。1969年京都大学大学院修了(内科学)。1970年広島大学原爆放射線医科学研究所内科。1980年梶川脳神経外科病院(現医療法人翠清会、医療法人翠清会梶川病院、医療法人翠清会介護老人保健施設ひばり、地域包括支援センター)。2003年医療法人翠清会介護老人保健施設ひばり施設長。日本臨床内科学会、日本老年医学会会員(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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